読んだ本

使える読書 (朝日新書)

使える読書 (朝日新書)

感想

基本的には斎藤孝先生の書評本みたいな感じ「○○力」のタイトル付きなのですが,この読書倶楽部のメソッドにつながるものを感じます。

僕は大学のクラスの学生たちに,つねに「おすすめブックリスト」を作らせます。これは,読んだ本を誰かにお勧めしようという試みです。そのときに,①書名,②著者名,③一言コメント,④引用文1文,の4つを必ず記してもらうのがルール。
(中略)
三色ボールペンで線を引きながら読んで欲しい」
(中略)
本を読み進めるときに,著者がいいたい一番大事な箇所に赤で傍線を引く。一番じゃないけど,まあまあ大事な個所には青で傍線を引く。そして,著者がどうおもっているかに関わらず,自分がオモシロイ!と感じた個所には緑で傍線を引く。赤と緑を引いたページは角を折っておく。
これをやるだけで国語の力は30点くらいはすぐにあがるというのが僕の説なんです。これをやるとすぐさま「要約力」が鍛えられる。
pp14-15

3色ボールペンメソッドを取り入れた読書記録も面白そうです。