読んだ本

目次

第1章 消費者が飲みたいビールが日本にはなかった。
第2章 ”ドライ戦争”は一人勝ち
第3章 一人の人間にはできることには限界がある。
第4章 個人のプライドにかけた一騎打ち
第5章 安くてうまいなら「やってみなはれ」
第6章 2001年,業界首位交代
第7章 海の向こうで戦いが始まる
終章 ドライ戦争から15年,そして

感想&引用メモ

「アサヒとは,頭を下げることしか知らない会社でした。『お願いします,1箱,いや1本でもかまいません。なんとかアサヒのビールをお店に置かせてください』と,酒屋さんの店頭で私達は何度も頭を下げてきた。だから,予想以上の需要に応えるノウハウなどなく,やはりひたすら謝り続けたんです。
ただし,いまにして考えると,ひとつ良かったことがありました。それは,大ヒット商品が生まれても驕ることなく謙虚でいられたことです」p73

そんな会社でもバブル崩壊後,調子を崩した会社です。いかに人間は謙虚でいられるのかが勝敗を決めるカギになるのではと思いました。