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読んだ本

ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業記 (日経ビジネス人文庫)

目次

感想＆引用メモ

人を騙すことができるのはその人の生い立ちが悪かったからだ。そうでなければ，そんなことはできないはずだ。ただ，騙した人間が良くなって，騙された人間が悪くなるというのではこの世の中の道理が通らない。道理が通らない世の中なら生きているわけにはいかない。さりとて死ぬわけにもいかない。
それならば，この世の中では必ず道理を通さなければいけない。そのためには自分が成功しなければいけない。そして，自分が成功して，どこかで私を騙した人物に出会ったときに，心から「お元気ですか」と言える自分になろう。もし元気でなければ，その人を助けよう。助けてあげたといに，相手が真に人間としての心を取り戻すことができるはずだ。私はそう気持ちを切り換えた。 p76

なかなかそう思えないのに…
創業時に大変苦労された人の言葉の重みを感じました。