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読んだ本

水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン―私はなぜ九州新幹線に金箔を貼ったのか? (交通新聞社新書)

目次

感想＆引用メモ

新しいことをする時は，恐ろしくて恐ろしくて心配で，思わずアイデアの実現を躊躇してしまうことがある。しかし，そこで興味深いのはメーカー側の態度です。車両メーカーというのは，新しいことを積極的にやりたがるのです。なぜなら，この仕事をすれば新しいソフト手に入ることを彼らはよく知っているからでしょう。今までやったことがない新プロジェクトに参加すれば，新たなアイデアが吸収でき，新技術を生み出すことができる。そのためにメーカーの人々は，喜んでデザイナーや会社が躊躇するような「いまだかつて見たことがない」仕事に挑戦するのです。

普通のメーカーならこういうことなんでしょうねぇ。ところが我が社は…。