読んだ本

フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫)

フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫)

目次

感想&引用メモ

しかし,「いいもの」言っても相手によって違います。どういう人にとっていいものと考えているのかが,大事なわけです。職人さんたちが思いこみでいいものと考えていても,的を外れていたら売れません。いくら技術的に優れていてもも,その技術の使いかたが間違っていたら,何もなりません。
じつは今の時代,いいものと悪いものの差はほとんどないわけです。その差は未知の相手に伝えていかないと,ものの魅力をわかってもらうことはできません。そこまでやって,はじめてデザインの作業が完結します。 p135