読んだ本

感想

イメージにおける速読術ということで,何となく自分もこれと同じことをして読んでいた節があります。但し,記憶の定着率が悪いため,単にいい加減に読んでいるだけなのかもしれません。
またこの本の体裁が速読向きに作られているせいか,かなりすらっと読了することができました。

  1. 「読み返しはしない!」
  2. 「文字は読まない!」
  3. 「文字はハッキリ見ない!」

p42

文字は心でどうしても読んでしまいます。イメージ的な読み方をする。

ただし,文学書とか,心理学,宗教書,哲学書といった,行間までも読むような本は速読してはいけません。 p56

この際,文学的な感情で読書するのではなく,淡々と情報収集だけに着目してやるのが速読だそうです。

これは簡単にいえば「自己催眠」ということです。この言葉を言えば潜在意識にある記憶を呼び出し,この言葉をいえば消去する,という催眠を自分にかけるのです。p95

こんな芸当は私には無理。

ですから,それが「キーワード」だと一瞬のうちに判断するために必要なのか「読解力」なのです。どんなに重要なことが書かれていても,読解力がなければ,そのまま読み飛ばしてしまいます。p126

その通りだと思います。読解力が無ければキーワードを抽出出来ません。これは会議の時のメモも同様で理解力が無ければメモすることも出来ません。(単なる速記力にしかなりません)

このスキーマの蓄積から「直観」が働くようになります。
そして重要なことは,一瞬で「本質」が見抜けるようになります。p132

経験知とか集合知の蓄積で得られるものでしょうか。

目をボヤーッとさせて,右目は右の親指を,左目は左の親指を眺めます。焦点は「3D写真」を見る時のように,親指の向こう10センチに併せます。すると親指の像が2重に見えてきます。左右の指が2重になります。p191

私は割と3D写真を見るのが得意です。ですので「オーラ」は簡単にできるかもしれません。