読んだ本

感想・興味をひいた所

彼がどれほどアメリカを信仰し,信頼しているか知らないけれど,アメリカは小沢を使って,安保体制の中で日本をもっとユーティリティのある国にしようとしていただけだ。私が念願しているような,完全に自立した強力な防衛国家,アメリカの力を借りずに完璧に自分の国を守れる国,そのための情報を独自に収集する能力を持つ国になることをアメリカは絶対に望んでいない。
小沢の「多国籍軍」による安保戦略はアイディアとしては悪くないが,それにとどまる必要などないと思う。p222

今から5,6年前の本ですが,小沢一郎の考え方はこのときからずっと一貫していたことを物語っています。