読んだ本

冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫)

冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫)

感想・興味をひいた所

忍者は変身するだけが能じゃない。そのとぎすまされた五感で,早くから危険を察して身を守る。遠く離れた物音を聞きわけ,かすかな光でモノを見わけ,混入された毒を舌で見つけ,かつかなにおいもかぎわける。忍者も,生まれたときは,常人とそう変わらない赤ん坊だ。それが,あれだけの能力を持つようになlるのは,やはり日ごろの鍛錬のたまものといえよう。p262

30年以上も前に発刊されたものを再編集して文庫版として出版されたものです。冒険手帳とタイトルでは書かれていますが,サバイバルガイドというほうが適切かもしれません。それだけかなりのサバイバルな経験を実践するガイドブックです。それでも最後は己の肉体の鍛錬が無ければ打ち勝つことができないそうです。鍛錬が大事なんですね。