読んだ本

SE の教科書 ~成功するSEの考え方、仕事の進め方 (技評SE新書001)

SE の教科書 ~成功するSEの考え方、仕事の進め方 (技評SE新書001)

目次

まえがき
第1章 SEの仕事は「人」が9割
第2章 失敗の原因はコミュニケーション不足
第3章 マネジメントが成否の鍵
第4章 コミュニケーション重視の会議術【準備編】
第5章 コミュニケーション重視の会議術【実践編】
第6章 プロジェクト初期段階の仕事術
第7章 成果物作成の仕事術
第8章 顧客業務分析の仕事術
第9章 設計・実装・テストの仕事術
第10章 プロジェクト運営の仕事術
第11章 業務システム開発は「伝言ゲーム」
あとがき

感想・興味をひいた所

要求定義が終わった時点で,仕様を策定するSEの頭の中には,完成したシステムの鮮明なイメージが出来上がっている必要があります。そして,実装を行うプログラマーとの間で,それが実現可能なことを確認しなければなりません。なぜなら,要求定義の段階で実現するとしたことは,実現しなければなりません。以降は単に,「設計・開発・テストの工程を踏んで,具体化するのみ」ということです。p186-187

要求定義は顧客(もっと言えばシステムの利用者とも)とSE,SEと作り手(プログラマー)と同じイメージを描く必要があります。この精度がいかに高いかが,成功の鍵だと思っています。