テスト勉強
勉強場所
自宅
天候
晴れ時々曇り
練習時間
23:00〜24:30
教材
徹底解説基本情報技術者本試験問題〈2006春〉 (情報処理技術者試験対策書)
- 作者: アイテック情報技術教育研究所
- 出版社/メーカー: アイテック
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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問題
平成17年秋期 午後問題
- 問3 暗号通信(セキュリティ)
- 設問 3/3 (正答数/設問数)
- 解答のポイント
暗号通信の一つであるDiffie-Hellman法(ディフィー・ヘルマン法:DH法)に関する問題である。DH法は公開かぎ暗号方式が考案される以前に考案されたものだが,問題を詳しい知識は必要無い。問題文に考え方が示されているので,図を把握しながら順に追って解いていけばよい。
利用者Aはpよりも小さい任意の自然数XAを選び,秘密かぎとして保持するとともに,次の式で得られる公開かぎYAを利用者Bに送る
YA = α^XA mod p
YA=6 (利用者Aが送った公開鍵)
YB=3 (利用者Bが送った公開鍵)
P =7 (素数)
α=5(自然数)解っているパラメタから利用者Aの秘密鍵を求める
6 = 5^XA mod 7
6 = 5^3 mod 7
利用者Aの秘密鍵 = 3K = YB ^XA mod p
K = 3 ^3 mod 7
共通鍵 K= 6よって共通鍵は6である。