読んだ本

鉄道不思議読本 (朝日文庫)

鉄道不思議読本 (朝日文庫)

目次

第1章 電車と鉄道会社の不思議
第2章 線路とレールの不思議
第3章 駅構内・施設の不思議
第4章 鉄道車両と車内環境の不思議
第5章 時刻表の不思議
第6章 鉄道車両の以外な仲間たち

感想&引用メモ

路面電車で最も一般的なものは,架線に設けられたトロリーコンダクターというスイッチで継電器を作動させ,ポイントを切り換えるというものだ。スイッチから継電器までは架線に沿って制御ケーブルが張りめぐらされている。
小さな棒の形をしたこのスイッチは架線の横にあり,電車がここを通るとパンタグラフが棒をたたくようにしてスイッチを入れる。スイッチは分岐器の手前に2つ設けてあって最初のスイッチに接触してから次ぎのスイッチをたたくまでの時間でポイントの向きがかわるのだ。p166

極めて原始的な制御方法ですが普通に使われているのがスゴイです。時間差に間に合わない場合には電車を止めて手動で切り換えるとのこと。かつて名鉄岐阜市内の路面電車にあったそうです。