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会社じゃ言えないSEのホンネ話

会社じゃ言えないSEのホンネ話

感想

この方のブログをいつも読んでいます。http://www.kitajirushi.jp/

「コーディングスタイル」という言葉がある。
これはプログラミング時にソースコードがどんな様式で記述されているかを指す言葉で,この中には変数の命名規則やif文などの条件式の書き方,果てはかっこのくくり方や字下げのやりかたまでも含まれている。その人の「クセ」を示すと言ってもよい。
基本的にこうしたクセというのは,その人がどのような文化の中でプログラミングを学んだかよって培われていく。p106

実際のところ,本当にめんどくさい試験というのは,ソースコードレベルまでを精査するホワイトボックス試験なのだ。しかも,これがめんどくさいだけのことはあって,きっちりそれをやりこめば,バグの80%程度はそこでつぶすことができますよという代物である。
具体的にはソースコード内の関数ごとに条件分岐を洗い出して,その条件で起こりえる組合せを,すべて網羅するように試していくことになる。この会社へ渡り歩いてくる前の職場では,散々やらされていた試験だった。
これがもうとんでもなくめんどくさいもんだから,とてつもなく嫌いな作業でもあった。けれども当時先輩から言われた,「正しい試験からは,正しい成果物が生まれる」という言葉は,確かに真なりと思えたので,それはもうひたすら,ガシガシとやるしかなかったのである。p112

ぼ〜くらはみんな〜♪
生〜きて〜いる〜♪
生き〜て〜いるから〜♪
眠いんだ… p121