2008-01-13 読んだ本 小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)作者: 志賀直哉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 96回この商品を含むブログ (90件) を見る 感想・興味をひいた所 或所に気の利かない細君を持った一人の男があった。男は細君を愛していたが,その気が利かない事でよく腹を立て,癇癪を起し,意地悪い叱言を続け様にいって細君を困らした。その度,細君は自身のその性質に嘆き,愚痴を云った。p206 たまたま,ここを引用しましたが,志賀直哉は「小説の神様」といわれるぐらい澱みのない文を書きますが,性格は随分癇癪持ちだったそうです。