読んだ本

アキバが地球を飲み込む日―秋葉原カルチャー進化論 (角川SSC新書)

アキバが地球を飲み込む日―秋葉原カルチャー進化論 (角川SSC新書)

感想・興味をひいた所

秋葉原は裏切らない。オーディオブームのあと,マイコンブーム,PCブームが起こっていくんだけど,全く同じことが秋葉原では起こっている。マイコンブームなんか,とっくに去っても一部の店が工学部の学生や大学教授とかを中心としたマイコンマニアを受けるモノを売り続けてくれるんです。だから,マニアな人たちは秋葉原へ集うし支持もする。いまだに昔の真空管とかを売ってくれる店もあるわけですから。そんなマニアたちに秋葉原は支持され続けているということがクールな文化を発信する街となった基盤にあるように思います」p165

秋葉原は許容性があるというかフトコロが深いのです。そこがこの街の魅力なのかもしれません。ですから,どんだけヤマダ電機やらが進出しても廃れることがあり得ないでしょう。