読んだ本

食べちゃおイタリア! (知恵の森文庫)

食べちゃおイタリア! (知恵の森文庫)

感想・興味をひいた所

しかし,ドルチェってどう考えても,身体のために必要な栄養が含まれているというわけじゃなさそうだ。となるとやっぱり,食べた人が幸せになっちゃう,というのがその醍醐味なんだろう。ところが東京に来てからというもの僕は,大好きなはずのドルチェ(ケーキ)を食べる楽しみを感じなくなって,大変寂しい思いをしているんです。きっと周りにドルチェが溢れすぎていて,時々食べるからこそ,ドルチェを与えてくれる,あの生温かい湯船に浸かった時のようなシアワセーな気持ちに,鈍感になってしまっているのかもしれない。

イタリアの人々を毎日欠かさずドルチェを食してるものと思っていたのですが,そうでは無いのですね。休息日(日曜日)のご褒美みたいな感じのものなのでしょうか。