読んだ本

感想・興味をひいた所

結局,家で焼酎を造っているとあればあるだけ飲んでしまい不経済だということで,明治35年ごろから営業目的に焼酎を造る酒屋ができてきたのだという。こうして段々と家庭の味としての焼酎は消えていったのだ。p173

鹿児島ではごく普通に家庭で焼酎が造られていたそうです。しかもそれは主婦の仕事。しかも姑から嫁に代々,秘伝の製法を受け継がれたそうです。鹿児島では味噌や漬け物と同じ感覚で焼酎が造られたのですね。