読んだ本

感想・興味をひいた所

「庶民」から抜け出すためには,生活感のない情報で頭でっかちになる必要がある。文楽人形つかいはまず足,ついで左,最後に首と右手を操作する主づかいの順序で修行を重ね,昔から「足十年,左十年」といわれていた,などというような情報が頭につまっていれば,将来有望である。
質のよい情報は集めるには,知識を有効活用できる能力がなければならない。それには理想や思想,哲学が必要である。多くの本を読んでいる人ほど,自分なりの思想や哲学を築き上げられる。つまり,読書家ほど質の高い情報を集められるようになっているのである。
まずは生活感にまみれた情報を排除すること。そしてその上で,今までムダだと思われていた情報をつめこみなおしてみることである。p63-64

彼の主張は,自己啓発本や成功本は読まない。速読も無し,3食ボールペンは使わない,読書記録は取るな。同時に複数の本をただ多読せよということで,私のやっていることの正反対を地でいく話でした。これも1つの方法なんでしょうか。
でも多読することは共通なんで,今まで通りそのまま続けるつもりです。